桂離宮
嵯峨天皇により嵯峨の原野を嵯峨野として開かれました
嵯峨野は心を休める...そんな土地です
今回の京都嵯峨野めぐりの始まりは桂離宮の参観でした
約400年前建築の桂離宮は宮家の別荘でしたので宮内庁管轄です
参観には申し込みが必要のため応募人数が上回るのか
なかなか許可が下りなくて.. やっとの思いの桂離宮です
入り口はそれとは分からないたたずまい
初めての私にはここでいいのかしら~~?そんな感ありでした
入り口の穂垣
表門
桂川の流れを引き込み池として庭園が広がります
松琴亭 幾つもある茶室の中で最も格の高い茶室
お茶室の建て方にも月を愛で歌を詠むのに
池や手水鉢に映る月が見えるように配されているとか
水に浮かぶ月を詠む...なんと優雅で贅沢なのでしょう
市松模様の襖は今においても斬新なデザイン
手水鉢の中に月が映る...
茶室からの眺め
額の中に風景が納まっているようですね
笑意軒
古書院 約400年前の建築
書院 月見台
月を鑑賞するため池に向かって月見台がもうけられています
月見台から見える景色
月が見える様に建物の位置をきめられ
池に月が綺麗に映る様に庭や池の設計がなされている
月波楼(げっぱろう)
天井部分...この建物が舟に見立てられ舟ぞこが天井になっています
舟に乗って月見をする...
茶室からのながめ
左は山の景色 右は海の景色を
広い広いお屋敷内の庭園ですが
一度に全部見渡せない様に木々が植えられています
(正面に木が植えられ 向こうがみ渡せない植え方です)
その場所の景色はそれぞれの場所へ行ってから楽しむ
この日の京都は午前中は生憎の小雨でした
でも小雨が良かったようで
“ 雨でよかったですね~~前日までは苔が干上がって無残でした” と係りの方
悠久の歴史が育む都の雅 桂離宮を楽しみました一時間でした
トロッコ保津峡 へ戻ります
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by yuko-2816 | 2011-07-15 09:28 | 京都 | Comments(0)